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湘南・鎌倉プロジェクト

年賀状

多摩大学グローバル学部の学生たちとコラボし、湘南・鎌倉から国際協力に取り組むプロジェクトがスタートしました!

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年賀状でシリア支援

この時代に年賀状?

インターネットが普及し、5G の時代に突入しました。メールやSNSで新年のあいさつを済ます人々が増え、年賀状を書く人は毎年減っています。

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年賀状発行部数(yahooニュースより

 そんな時代に年賀状を販売して収益をシリア支援に充てるのは、効率悪いんじゃない?と思われても当然です。昨今はクラウドファンディングとかもっと効率のいいお金の集め方がありますね。昨年Team Bekoは、内戦で怪我をしたシリアの青年ブラヒ君の治療費を工面するために年賀状を作りました。たまたま彼が描いてくれた牛の絵が手元にあったので、この絵を使って少しでも治療費の足しになったらいいなくらいの思いでした。でも新聞に取り上げられると、インターネットをやらないという高齢者を中心に電話が殺到して、「少しでもシリアの支援になれば」と言ってくださり、予想以上に注文が来ました。暖かい社会とつながっている感じがしてうれしくなりました。

sabreen

 コロナ禍でリモートやオンラインの技術が進んで、スマホさえあれば人に会う必要もなく、ソーシャル・ディスタンスも保てます。しかし、いろんな技術やアプリとかが次から次へと出てきて、高齢化社会の日本では、多くの人が取り残されていく気もします。若い世代だって、そろそろリモートにはうんざりしてきているのではないでしょうか?  利便性だけでなく、こころをどう繋げていくのかも同時に問われる時代になりました。
この年末、ぜひ年賀状を書きませんか?
皆さんに喜んでいただける年賀状を、シリアと多摩大学の学生たちと一緒に作りました。

シリアとつながる年賀状

sabreenの絵 シリアは日本から遠い!

シリアは日本から遠く、やはりインターネットは便利です。

sabreenの絵

日本か送信した張り子の寅をスマホで見るブラヒ君(左)とラマちゃん

sabreenの絵

ラマちゃんは、早速トラの絵を描いて写真を送ってくれました。インターネットのおかげでとてもシリアが近く感じます。

湘南・鎌倉から国際協力

 2021年度から、佐藤が多摩大学グローバル学部で教鞭をとることになり、中東を教えています。後期は、「湘南地域を巻き込んだ国際協力とボランティアの実践」というゼミを担当しています。
国際協力とは、世界の平和と安定や、感染症、地球温暖化などの世界的な課題を解決するために、特定の国や地域を超えて行われる援助・協力活動のことで経済大国である日本には、大きな責任があります。昨今よく聞かれるSDGs(国連が定めた持続可能な17の開発目標)も関心が高まってはいますが、具体的にシリアとなると、「なんでやねん?」と途端に難しくなってしまいますね。

水牛

 ゼミのテーマは、グローバルな問題をいかに身近に感じて行動するかということです。そこで、ゼミ生たちが湘南・鎌倉の名所旧跡を描いて、シリアのラマちゃんの描いたトラの絵の背景にした年賀状が、湘南・鎌倉セットです。 湘南・鎌倉の地元の人たちにとってはうれしいデザインであり、値段も100円にして、学生たちが買いやすい値段にしています。

大学生

こんな方におすすめ
●年賀状を毎年出している方➡どうせ買うならシリア支援になる年賀状いかがですか?
●SNSで「アケオメ」派の方➡年賀状を是非書いてみてください!新たなつながりができるかもです。
シリアへの支援と同時に、若い学生たちの取り組みも是非応援してください!

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年賀状でSDGsを考えてみよう

SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で2015年9月の国連サミットで採択されました。国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために17の目標と、さらに169の具体的なターゲットが決められています。詳しくはこちら人類は、経済の成長を求め、時に戦争になり、環境を破壊してきました。SDGsは、誰もが幸せになれる未来のための目標です。 実際の達成状況は、日本は18位、シリアは、127位です。シリアからやってきたトラ子と一緒に具体的にSDGsを見ていきましょう。

シリアのオリーブ

シリアは、砂漠のイメージが強いですが、地中海にも面しているのでオリーブがたくさんとれます。オリーブは平和のシンボルにもなっています。でも、シリアは、2011年から内戦が続いています。この10年で約40万人がなくなっています。周辺国を含め、アメリカ、ロシア、トルコなどが介入し軍を派遣したことで内戦は泥沼化し、国外に逃れて難民になった人は600万人近いとも言われています。

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トラ子は、シリアを抜け出して難民となりました。

sabreen

欧州難民危機

シリア内戦が激化し、2014年「イスラム国」がシリアの一部を支配すると、難民たちはヨーロッパを目指して移動します。ドイツが難民受け入れを宣言すると、シリアだけでなく、イラクやアフガニスタン、アフリカからも多くの難民がやってきました。

「人や国の不平等をなくそう」Goal10

ギリシャのレスボス島につくはずが、トラ子が着いたのはなんと江の島です。 sabreenの絵

「まあ、いいか」トラ子はサーフィンを楽しみました。「シリアにだって海岸があるけど、サーフィンなんて考えられないわ」
経済大国の責任は大きく、国際社会は、ODAなどを使ってシリアの支援のために資金を拠出しています。2021年3月にブラッセルで会合がもたれ、日本政府は、2億ドルを拠出することを表明。ドイツ、アメリカなどに次ぎ世界で6番目の額になります。

「海の豊かさを守ろう」➡Goal14

おなかがすいたトラ子は湘南の海にもぐって魚を食べようと思いましたが、海の中にはプラスチックが一杯でした。危うくビニールを食べてしまいそうになりました。2050年には、海洋プラスチックの量が魚の量を上回るとも言われています。一人一人がごみを減らす努力をしないといけないね。

sabreenの絵

「鶴岡八幡宮で誰もが健康に!」➡Goal3

すべての人に健康と福祉を

sabreenの絵

鎌倉観光を始めたトラ子。鶴岡八幡宮は、家内安全、無業息災を祈りに多くの人がやってきます。

*シリアは、社会主義体制で医療費は無料に近かったのですが、シリア内戦で病院が破壊されたり、医者たちが海外に避難したりして、シリアの医療インフラは低下しました。また自国通貨のシリアポンドが下落して、輸入する医薬品の輸入は厳しく医薬品が不足しています。コロナに関しては、ワクチン接種が完了した人は2.75%に過ぎません(10月29日現在)感染者が少ないのは検査もきちんと行われていないと思われます。

大仏と飢餓➡Goal2

 鎌倉の大仏は、飢饉から人々が救われるように願いを込めてつくられたとか。世界には食糧難に苦しんでいる子どもたちがたくさんいます。戦争による経済の悪化でシリアでも貧困層の飢餓が心配されています。トラ子は大仏の腕の中で幸せな気持ちになりました。

*食料価格は紛争が始まってから200%以上も上昇しています。家族は、紛争の最悪の年であっても、今ほど生活が苦しくなることはなかったと報告しています。親たちは、主食の価格が手の届かないほど高騰しているため、肉や果物を何ヶ月も食べていないと言っています。(WFP) 水牛

シリア支援にご協力を!

 シリアには内戦で、親を失った子どもたちが多くいます。ダマスカスには、そういった子どもたちのためのシェルターがあるそうです。 田村雅文さんは、JICAでシリア支援の仕事に携わり、現在は国際機関の職員としてエジプトに駐在しています。かたわら、シリア支援団体サダーカを立ち上げ代表を務めてきましたが、組織としてのシリア支援は終了したものの、個人的なつながりからダマスカスの孤児院を支援しています。 「ダマスカスにある二か所の孤児院では、戦争で親を亡くした子どもたち、拷問を受けたり道端で働くことを余儀なくされた約100人の子どもたちが生活をしています。勉強以外の時間は手芸や木工品などを学び、ブレスレットやカバン、人形などを作成しチャリティーバザーなどで売って運営資金にしています。戦争の影響で物価の高騰も著しく、施設の設備修理がほとんどできず一日三食準備できない日もあります。子どもたちの生活環境整備のために是非皆さんのご協力を頂ければ幸いです。」と訴えます。 1000円あれば、大体一日の3人分の食費が賄えるそうです。

大学生

年賀状の収益は経費を除いて全額シリアの子どもたちへ届けられます。